大学や専門学校に入学する
いくつかある心理学の勉強法の中で基本とも言えるのが進学です。心理学部のある大学に進学をすることで、授業を通して知識を深めて行くことができます。ただし、大学への進学は受験が必要となるため、国語や数学と言った基本的な科目の学力も持ち合わせていなければいけません。勉強が苦手で試験に合格する自信がないという人は専門学校という選択肢もあります。学校によって若干の違いはありますが、専門学校の多くは書類審査や面接、適性検査などで合否が決定されるため、勉強ができなくても問題ありません。こうした学校での勉強は、公認心理師を始めとした心理学に関わる国家資格を取得する上でも役に立ちます。
書籍などを利用した独学による勉強
心理学を学びたいと考えているけれど、勉強が苦手だから受験に合格する自信がない、学費の支払いといった金銭的な問題で専門学校に通うことができないという人も多くいます。こういった悩みを抱える人に最適となるのが独学です。心理学は書店などで販売されている書籍を読んだり、携帯電話のアプリを利用する形でも学ぶことができます。携帯のアプリであれば通信料以外の費用は掛からず、書籍でも1冊数千円程度で購入可能です。
これらは場所を選ばずいつでも活用できるので、社会人として働きながら通勤の合間を縫って勉強できる点もメリットと言えます。ただし、独学は学校と違って誰かに頼ることができないため、疑問が生じた場合に自分の力で解決しなくてはいけないので注意が必要です。
乳幼児心理学や、社会心理学などを学べる心理学の大学があります。心理学が学部として設置されているところもあれば、専攻やコースとして学べるところもあり、心理カウンセラーの資格取得を目指せる大学もあります。